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INTERVIEW

自然相手のトンネル工事。 思わぬトラブルにも適切に対処し 品質と安全を管理する。

#01

加藤 翔太 SHOTA KATO

渡島工事事務所

工事係長

2016年度入社

様々な難局を皆の力を結集して乗り越えるからこそ
トンネルの貫通には特別に大きな喜びがある。

私は今の現場に近い北斗市の出身で今も自宅があるのですが、トンネル施工の工事は全国各地にあって色々な土地に行けることと、給与を含めた福利厚生面の魅力から木部建設への転職を決めました。以前は4年ほど、鉄道の保線業務に携わっていました。当初、木部建設には現場ごとに採用される作業員として入る予定だったのですが、面接時に正社員の職員として入社しないかと言っていただき、その言葉を受けて木部建設に入りました。職員は担う業務の範囲が広く責任も大きくなりますが、今では入社して良かったと思っています。
最初に配属されたのは北海道南西部の小樽市や壮瞥町の現場だったのですが、その後岩手県宮古市の2つの現場を経験してきました。そして今の現場には2020年から加わっています。
私が担当している施工管理は、現場で品質および進捗を管理することが主な仕事になります。具体的には作業ごとの施工計画書や作業手順書などを作成し、作業員にその内容を伝達。そして設計・規格通りに工事が行われるように現場を管理するのが主な仕事になります。また安全面の管理も重要で、正しい作業手順から外れていないか、不安全な状態になっていないかを常に確認し、必要に応じて是正を指示しています。
なんといってもトンネル工事の醍醐味は、貫通時の特別な喜びと感動を味わえること。自然が相手なので、地山が動いてしまったり、予想以上に湧水が出たりと、なかなか自分たちの思い通りにいきません。そうした難局を皆で力を合わせて乗り越えた結果が目に見える形として残るからこそ、感動の大きさも特別なのだと思います。

施工管理で重要なのは、多様な関係者との
積極的なコミュニケーションと信頼関係の構築。

トンネル工事は特殊な世界でもあり、入社からしばらくは知らないこと、分からないことばかりで苦労しました。ただ、所長や先輩はもちろん、作業員の方たちも接しやすい人ばかりで、どんな質問にも丁寧に答えてくれるので、日々の業務が貴重な勉強の場にもなりました。そして知ったのが、施工管理は知識だけでなく、コミュニケーションがとても重要だということ。年齢も経験も異なる作業員に、私の指示に従ってもらい、問題が発生した際に積極的に知恵を出してもらうためには、信頼関係を築くことが欠かせません。そのため、皆と一緒に汗を流して一体感を生むことを心がけました。
自分の成長を感じたのは、元請けとのやり取りで、それまでは指示を受けるだけだったのですが、私からも積極的に要望を伝えことができるようになったときですね。施工管理の担当者として一歩前進したのを感じました。また、資材の発注を任されるようになったことも所長や同僚から信頼を得たという手応えにつながりました。
今後の最大の目標は、所長になることです。職員や作業員の安全と生活を担うだけに、責任が重く難しい役割なのは確かですが、皆から信頼され、チームをまとめ上げていく所長の姿はやはり憧れますよね。そうした確かな目標を見つけられるのも、木部建設の魅力だと思います。

CareerStepこれまでのキャリア

  1. 2016年(1年目)

    天狗山工事事務所(北海道小樽市)に施工管理として配属。

  2. 2017年(2年目)

    東湖畔工事事務所(北海道壮瞥町)へ。
    この年の途中に新箱石工事事務所(岩手県宮古市)に移る。

  3. 2018年(3年目)

    与部沢工事事務所(岩手県宮古市)に配属。
    新箱石のトンネルと同じ国道106号線上にあるトンネルの工事を担当。

  4. 2020年(5年目)

    現在所属する渡島工事事務所(北海道八雲町)に配属。
    北海道新幹線・渡島トンネルの施工という大規模プロジェクトで施工管理を担う。

Oneday
Schedule1日のスケジュール

  1. 06:45

    社員朝礼。宿舎内にある事務所内で当日の連絡事項などを確認。

  2. 07:30

    坑口近くにある現場の作業事務所に移動し、全体朝礼。

  3. 07:40

    現場へ移動。作業を監督しながら、安全・品質の管理を行う。

  4. 11:30

    現場打ち合わせ。元請け・各協力会社と当日の作業内容と、翌日の作業内容の確認を行う。

  5. 12:00

    昼休憩。宿舎食堂で作ってもらった弁当を現場の休憩所でいただく。

  6. 13:00

    午前と同じく現場作業の監督を続ける。

  7. 17:00

    宿舎事務所に戻って事務作業。当日分の日報をまとめ、翌日使う書類の準備を行う。

  8. 17:30

    夜勤の申し送りを行って終業。宿舎にてお風呂・食事を済ませたら、その後は自由に過ごす。

OFFSHOT休日の過ごし方

週末は自宅に帰り、
家族とゆっくりとした時間を過ごす。

今の現場から車で1時間ほどのところに妻と子供が暮らしているので、週末は自宅に帰って家族と一緒に過ごしています。3人の子どもたちと買い物に出かけたり、公園やゲームセンターに連れて行って遊んでいます。皆ゲームが好きなので、家にいるときはゲームをしていることが多いです。

INTERVIEW

#01

加藤 翔太

SHOTA KATO

渡島工事事務所

工事係長

2016年度入社

#02

高橋 康之

YASUYUKI TAKAHASHI

渡島工事事務所

機電部

2019年度入社

#03

高野 武志

TAKESHI TAKANO

渡島工事事務所

事務係

2020年度入社